2010年12月14日火曜日

クリスマス商戦CM

クリスマス商戦で何が増えるかというとテレビでの香水のスポット。
12月にはいると俄然多くなるのだけど、なかでも気になったのがこのスポット。

ディオールの男性用香水、野生の水に若き日のドロンが出てます。もちろんドロンだと知ったのはyoutubeの解説見てからです。ドロンの最盛期を知らないので、若き日の…といったところで感じるべき感慨を感じられないのがもどかしいところですが、私が思ったのは、「え、男性同士で惹かれあうのがコンセプトのCMなの?」。
その後すぐに、今度はFiat 500のバービーバージョンのコマーシャルスポット。
女の子が視線で誘って実は相手の身につけている物をゲットというコマーシャルではわりと良くみる筋書きだけれど、これは相手も主人公も女の子。
同性同士が主人公のスポットが立て続けに。でもだからと言ってそれがたとえば、この社会の認知度の指針になるかと言えばそれとは関係ないよう。
一般と違う、ステップを一段高くするんだか横に置くんだかはどうだかわからないけれど、一種の変化球として、それを利用している程度のことなんだろうけど…。
それを深読みしたくなるのは最近読んだ「ミゾジニー」についての新書のせいかもしれない。