2011年11月26日土曜日

日本雑貨と食品のお店 Yukiko - Il mondo del Giappone

先日から耳にしていた日本人の経営する日本雑貨のお店がオープンした、とのうわさ。日本に関係するレストランやお店はほとんどが日本人以外の人たちの経営なので、これは珍しい!と早速遊びに行ってきました。

場所は、サボティーノ広場からすぐ近く。バス・トラムの16番、33番、56番などが通っていてとても便利な場所にあります。
店内は日本から直接仕入れているとすぐに分かる品物ばかりが勢ぞろい。折り紙や五指靴下などイタリア人のハートをがっちりつかむアイテムから、市松人形など私たちに和の心を思い出させてくれるものまで。
そして、近々取り扱いを開始されるという日本食品!和食材といえばポルタパラッツォに行くか、KOKOROYAさんに行くしかなかった私たち…。これでまた一つ選択肢が増えるといううれしいニュースです。
品物はオーナーのYukikoさんがセレクトし仕入れられているのだそう。とても気さくなYukikoさんとはいろいろとお話をさせていただいたのですが、日本の本物をイタリア人に知ってもらいたいという真摯な熱意がとても伝わってきて、とても応援したくなるお店でした。

サボティーノ広場といえば近くには日本食レストランのKikiやSenmiyaなどがあるプチ・ジャパニーズ・エリア。和ランチの前にちょっと立ち寄ってみるのもいいかも!

p.s. 8日より日本食の扱いを開始されたようです!詳しくはお店のページをご覧くださいね!

YUKIKO - Il Mondo del Giappone
Via Monginevro, 33/A Torino
火 - 土: 10:00 - 12:30
15:30 - 19:30
日・月定休

2011年11月22日火曜日

海外の食材だけでラーメンを作ろう!

日本食材がかなり入手可能になってきたとはいえ、大半は中国や韓国で製造されたなんちゃってで我慢を強いられるトリノ生活。しかし、インターネットのおかげで、日本にいたら手作りしないようなもののレシピが公開されていたり(そして意外に簡単だったりする)、意外な食材の使い方が発見できたりします。

最近よく目にするのは、「重曹を入れてスパゲッティを茹でると中華麺になる」というもの。
作り方はいろいろなサイトに出ているので省略しますが(省略するほどの作り方ではないけど)目にした時から一度作ってみたい、と思っており・・・。でも、スープどうする?具はどうする?と思ってなかなか実行できずにいました。
そんな今日、家にあるものでできる中華スープのレシピを発見。玉ねぎ、ニンニク、しょうがをみじん切りにしてじっくりいため、水を入れて沸騰させるとあとは味噌と豆乳を加えて出来上がりというもの。材料としてはかなり中華だけどどんな味なのだろうと思いながら作ってみると、なかなか濃厚な中華スープが出来上がりました!
こうなったらスパゲッティを重曹で茹でるしかないのだけど、ここは先日トリノの中国と私が勝手に呼んでいるポルタパラッツォで中華麺を入手していたので、これを更に重曹入りの水で茹でることに。具は、昨日の残りの豚肉の炒め物があるのでこれを使用することに決定。冷蔵庫にはレンズマメをスプラウトにさせたものがあるので、ちょっとモヤシの代わりにして・・・とどんどん中華っぽくなっていくではないですか!
すべての具材を盛り付けると・・・嗚呼、しっかりした味噌ラーメンの出来上がり!
今までTOBIKOのラーメンなどがあったけれど、改装後は韓国料理のほうが強くなってしまいラーメンとは呼べないような代物になっていただけに、食べたくなるとどうしようもなかったこの海外生活にも希望の光が・・・!
麺もしっかり中華麺の香りで大満足。特にスープは動物性のものを使用していないにもかかわらずこっくりとした味わい。またこのスープを飲むためにラーメンを作ろうと思った本日の家ランチでした。